人間は約四万種類を嗅ぎ分ける
.: * 人間は約四万種類をぎ分ける * :.


■人間は約四万種類をぎ分ける
人間は、およそ4万種類のにおいを感じることができるようです。
においの主成分しゅせいぶん有機化合物ゆうきかごうぶつで、これが色々なにおいを発しています。
有機化合物ゆうきかごうぶつにはにおいがありますが、
無機化合物むきかごうぶつにはほとんどにおいがありません。
しかし、無機化合物むきかごうぶつの中にもフッ塩素えんそ、ヨウ臭素しゅうそ、ハロゲン、硫黄いおう、オゾン、硫化水素りゅうかすいそ酸化硫黄さんかいおう酸化窒素さんかちっそなどにはにおいがあります。
これらのほとんどは、刺すような刺激臭しげきしゅうがします。
刺激臭しげきしゅうぐと、目からなみだが、鼻からは鼻水が流れます。
これは感覚器かんかくきの中にある三叉神経さんさしんけい刺激しげきされるからで、
刺激臭しげきしゅうを洗い流そうとする働きをするためです。